都市空間における構成要素情報と人間行動
書誌事項
- タイトル別名
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- A Study on Human Behavior and Information on a Composition Element in Urban Space
- -Part 3-
- -その3-
抄録
現代都市空間において,空間からもたらされる情報は多種多様である。我々は多様な構成要素が存在し,位置同定,経路探索といった行動が頻繁に行なわれる空間として公共空間である駅構内を採り上げ,サイン設置形態,表示形態の分析を進めるとともに,実際の駅利用者の行動調査を行ってきた。本稿ではこれまでの調査を踏まえ,サイン設置状況の経年変化に関する調査,デジタルハイビジョンビデオカメラを用いた駅空間利用者のサイン利用行動調査を行った結果を述べる。既設のサインを含めたサインの設置状況に関する調査の結果,依然としていくつかの問題点がある。またサイン利用行動調査の結果,同様に動線密度の高いエリアに存在し,構内空間に対称に設置されたサインであってもその利用状況は大きく異なることが明らかとなった。要因として,構成が変化する空間や動線の交わる空間のように,利用者が空間把握や他の利用者との衝突を避けるための行動を優先する等,サインによる情報提供には不向きな空間でのサイン掲出が挙げられる。これらの問題は改善傾向にあるものも見られるが,今後予定される北陸新幹線福井駅開業に伴う駅構内空間拡張の際は更なる改善を望みたい。
収録刊行物
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- 日本デザイン学会研究発表大会概要集
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日本デザイン学会研究発表大会概要集 54 (0), F18-F18, 2007
一般社団法人 日本デザイン学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205610785792
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- NII論文ID
- 130004637558
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可