刃物の使い方に関する基礎的研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Basic study of how to use cutlery
- 大学生を対象とした刃物の使用実験とその分析
- Using experiment of cutlery for college students and analysis
説明
本研究では、現在の刃物の使い方やそれに関する注意について疑問を投げかけ、より適切な注意点や指導ポイントを見出すことを目的とする。またそれらを基に、刃物を使いこなす時間の短縮や効率的な指導方法の発見、より使いやすい製品の開発などを目指す。<br> 初めに、刃物に関する意識を調査するためアンケート調査を行った。その結果、はさみ、カッター、包丁の3種類が多くの人に使用されていることがわかった。そのほかにも性別による使用開始時期の違いや、使用開始時期による自己評価の差が見られた。これらの調査結果から、はさみ、カッターを用いて使用実験を行う。 <br> 次に、使用実験として実際にはさみとカッターを用いた作業を行ってもらい、その様子を動画に記録した。記録した動画をそれぞれの動作ごとに細かく分け、分析を行った。はさみを使用する様子からは、切る対象の形や、切る順番によって動作にかかる時間に違いがみられることがわかった。また、カッターを使用する様子からはそれぞれの動作にかかる時間と成果物との関係を見出すことができた。
収録刊行物
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- 日本デザイン学会研究発表大会概要集
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日本デザイン学会研究発表大会概要集 62 (0), 121-, 2015
一般社団法人 日本デザイン学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205610852224
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- NII論文ID
- 130005485331
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可