デザインエルゴノミクスの提案(1)

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説明

デザインエルゴノミクスはデザインとエルゴノミクス(人間工学)の融合した学問領域である。これはエルゴノミクスが人間の特性に基づいてシステムのフレームワークを構築し、この骨組みに立脚してデザインによりシステムの具現化が実現するシステム構築方法である。デザインエルゴノミクスは、ミクロとマクロレベルから構成されている。ミクロレベルでは、人間と機械との身体面での調査を考える身体的側面、同じく両者の情報面のインタアクションを考える情報的側面、作業時間などの時間的側面、温熱や振動などの環境的側面がある。もう一方のマクロレベルでは、航空管制の運用面、メンテナンスなどの人間と機械との運用面を考える運用的側面がある。特に運用的側面はサービス工学と重なるところが多く、目に見えないオブジェクトを対象にするデザインの世界であり、21世紀の新しいデザイン領域と考えている。本報告ではデザインエルゴノミクスの構成要素とその運用的側面に焦点を絞り論述し、データ処理方法としてアンケート+数量化_I_類+ブール代数(クアインマクラスキー法)+アソシエーションルールほかを使ったアルゴリズムを紹介する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205611153920
  • NII論文ID
    130005022290
  • DOI
    10.11247/jssd.52.0.129.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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