酒石酸チタン錯体を用いた水熱法による酸化チタンの多型と粒子形態の制御および光触媒機能評価

書誌事項

タイトル別名
  • Control of polymorphs and particle morphology of TiO2 by hydrothermal process using titanium-tartrate complex and photocatalytic activity

説明

本研究では、新規化合物の水溶性チタン錯体の一つである酒石酸チタン錯体を出発原料として、水熱法によって酸化チタンの合成を行った。水熱処理時の種々の条件(錯形成剤量、添加剤等)を変化させることで、多型と粒子形態の制御を行った。添加剤として過酸化水素を用いると平均粒径10nmのRutile型酸化チタンナノ粒子、エチレンジアミンを用いると30×150nm程度のニードル状Anatase型酸化チタンの合成に成功した。また、合成したこれらの試料の光触媒活性をメタノールの気相分解によって評価した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205614636800
  • NII論文ID
    130006970940
  • DOI
    10.14853/pcersj.2008f.0.348.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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