PS炭化物の細孔形成メカニズムと機能性評価

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タイトル別名
  • Mechanism of pore formation of carbonized paper sludge and evaluation of its function

抄録

再生紙製造時にペーパースラッジ(PS)と呼ばれる廃棄物が排出され、有効利用、高付加価値化の研究が行われている。そこで当研究室では、PSを炭化した多孔性材料PSCを調製し、その機能性を模索している。PSCは、炭素分16wt%に加え、填料である天然鉱物や廃水処理用凝集剤(ポリ硫酸第二鉄)由来の多様な金属を含む多孔性材料であり、マクロ孔とメソ孔からなる二元細孔構造を有している。そこで本報告では、基礎的実験としてPSCの細孔形成メカニズムを明らかにするため、模擬のPSCを調製し、各成分・焼成温度の細孔容量・分布への影響を調べるとともに、PSCの機能性の評価を行った。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205614646400
  • NII論文ID
    130006970955
  • DOI
    10.14853/pcersj.2006f.0.481.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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