ハイドロキシアパタイト上での細胞動態について

DOI
  • 後藤 哲哉
    九州歯科大学生命科学講座頭頸部構造解析学分野

書誌事項

タイトル別名
  • The behavior of cells on the hydroxyapatite

抄録

歯科用インプラントは、インプラント周囲の骨形成を促進させるため、ハイドロキシアパタイト(HA)をチタン表面にコーティングする方法が用いられてきた。一方、歯科用インプラントを口腔内で埋入した場合、重要なのは骨芽細胞と歯肉線維芽細胞の接着である。細胞は細胞膜表面のインテグリンを介して基質と接着し増殖、分化を開始する。HA上での細胞接着、増殖、分化については多くの研究がなされてきたが、未だに不明な点も多く、その解明は今後HAコーティングの改良に多くの示唆を与える。本講演では細胞の動態から見たHAの特性を示し、どのようなHAコーティングが細胞にとって望ましいかを考察する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205614678016
  • NII論文ID
    130006971007
  • DOI
    10.14853/pcersj.2008f.0.331.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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