Synthesis of Silicate Phosphors using Asbestos Slate as a Raw Material

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  • アスベストスレートを主原料とするケイ酸塩蛍光体の合成

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アスベストの健康被害が近年、非常に大きな問題となっている。現在のアスベスト廃棄物の90 %以上は、アスベストとセメントを混合した建材である。そこで、本研究ではアスベストスレートを用いて蛍光体を合成することにより無害化すると同時に、廃棄物ではなく高付加価値化することを目的とした。  アスベストスレート中には、アスベストだけではなくセメント成分も含まれている。そこで本研究では、アスベスト中のSiやMg、セメント中のCaやSiを固溶する事のできるオケルマナイト型構造Ca2MgSi2O7に着目した。化学量論量に秤量、混合したCa2MgSi2O7:Eu2+,Dy3+に重量比で9:1の比になるように粉砕したアスベストスレートを混合した。試料の発光強度は、高純度試薬のみで合成した試料の58%であった。残光初期においては、発光強度の高い高純度試料が優れた特性を示すが、十数秒後には逆転している。

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  • CRID
    1390001205614697600
  • NII Article ID
    130006971037
  • DOI
    10.14853/pcersj.2008f.0.314.0
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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