アルミナ粒界拡散に及ぼす希土類元素の偏析効果
書誌事項
- タイトル別名
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- Rare-eatrh segeregation effects on grain boundary diffusion in alumina
抄録
アルミナセラミックスに微量添加された希土類元素は、結晶粒界に偏析し高温クリープ変形を大幅に抑制することが知られている。アルミナセラミックスの高温クリープ変形は、粒界拡散に起因する粒界すべりにより進行するものと考えられていることから、偏析した添加元素は粒界拡散に影響を及ぼすものと考えられる。今回、我々は代表的希土類元素であるルテチウム(Lu)を添加したアルミナΣ13{10-14}粒界を有する双結晶を作製し、粒界におけるカチオン(クロム)及びアニオン(酸素)の拡散挙動を二次イオン質量分析法(SIMS)を用いて直接評価し、添加元素の効果を検証した。その結果、Lu偏析は粒界拡散挙動に非常に大きな効果を持つことが実験的に直接明らかとなった。
収録刊行物
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- 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
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日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2007F (0), 57-57, 2007
公益社団法人 日本セラミックス協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205614929280
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- NII論文ID
- 130006971409
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可