ペルオキソチタン酸錯体を前駆体としたTiO<sub>2</sub>結晶の低温合成と多形制御

書誌事項

タイトル別名
  • Low temperature synthesis and polymorphs control of TiO<sub>2</sub> crystals by using peroxo-titanium complex solution as precursor

説明

TiO2の溶液からの低温合成とその構造制御を目的に、前駆体としてペルオキソチタン酸錯体水溶液を用い、液相での反応条件(pH、反応時間など)を変化させた際のTiO2の析出挙動について検討した。得られた粉末試料は、X線回折(XRD)測定、透過型電子顕微鏡(TEM)観察などで評価した。ペルオキソチタン酸錯体は、水酸化チタン(β-チタン酸)、過酸化水素水、アンモニア水を用いて合成した。XRD測定の結果、100℃以下の低温でTiO2結晶が得られていることが分かった。さらに、条件を変化させることで結晶の多形(Anatase、Rutile)とその組成、試料の比表面積などが大きく変化することが分かった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205615146368
  • NII論文ID
    130006971768
  • DOI
    10.14853/pcersj.2007f.0.131.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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