層状水酸化亜鉛化合物におけるインターカレーションと形態制御

書誌事項

タイトル別名
  • Intercalation and Morphology Control of Layered Zinc Hydroxide Compounds

説明

層状水酸化亜鉛は,粘土やLDH(Layered Double Hydroxides)と違い,ただ1種類のみの金属イオンを含む化合物である。このため,酸化物半導体であるZnOの形態制御において,溶液中で成長する前駆体として重要な役割を果たしている。本研究では,水酸基に対する第2のアニオンとして酢酸基および安息香酸基を含む水酸化亜鉛をZn2+溶液中で合成し,さらに層間に種々の有機分子を挿入することによる構造および形態の変化を調べた。その結果,実際にナノシートやナノワイヤーといった形態が得られることが分かり,新しい無機合成の指針を得ることができた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205615913728
  • NII論文ID
    130006973018
  • DOI
    10.14853/pcersj.2007s.0.534.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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