Process for extraction of silicon dioxide from waste glass by alkali fusion –study on simplification of the process-

Bibliographic Information

Other Title
  • アルカリ融解による廃棄ガラスからの二酸化ケイ素の回収プロセス-プロセスの簡素化の検討-

Description

当研究室ではこれまでに、90mass%のKOHまたはNaOHを融剤として用いて、10mass%の廃棄ガラスをアルカリ融解し、廃棄ガラスからの二酸化ケイ素の回収プロセスを確立してきた。本研究ではこのプロセスを更に簡素化し、かつ低濃度の融剤でアルカリ融解が進行する方法を検討した。その結果、簡素化については、モリブデンるつぼを使用してアルカリ融解を行い、更に、回収の過程でケイ酸アルカリと塩酸の中和反応を行わせてケイ酸を生成させることが実現できた。また、低濃度の融剤でアルカリ融解を進行させることに対しては、廃棄ガラスを1mm以下の粒径になるまで粉砕してアルカリ融解を行うことにより実現できた。上記の結果は、廃棄ガラスのリサイクルプロセスの1つとして適用可能性があることを示している。

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390001205615985536
  • NII Article ID
    130006973134
  • DOI
    10.14853/pcersj.2007f.0.374.0
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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