テラヘルツ時間領域分光法とフォトニック結晶とフラクタルへの応用
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- 武田 三男
- 信州大学理学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Terahertz time-domain spectroscopy and its application to photonic crystals and fractals
抄録
未踏の光と呼ばれていたテラヘルツ電磁波の分光方法として最近注目を浴び ている、テラヘルツ時間領域分光法の原理及び実際の分光装置について紹介す る。この分光法では電磁波の振幅ばかりでなく位相スペクトルを測定できるこ とから、サンプル中の電磁波の分散関係を直接決定することが可能である。そ の例として周期構造体であるフォトニック結晶のフォトニックバンドと自己相 似構造であるフラクタルにおける電磁波伝播特性の測定結果を紹介する。さら に、欠陥を導入したフォトニック結晶における不純物局在モードとフラクタル における電磁波の局在モードについて比較検討する。
収録刊行物
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- 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
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日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2005F (0), 795-795, 2005
公益社団法人 日本セラミックス協会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205616042240
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- NII論文ID
- 130006973228
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可