コルゲート構造を有した活性炭ボードの作製とその強度

書誌事項

タイトル別名
  • Preparation of activated carbon board with corrugated structure and its compressive strengh

説明

古紙利用の促進のために,製紙原料以外への用途開発が求められている.これまでに紙がセルロース繊維の絡み合った組織からなっていることに着目し,段ボール紙を水蒸気賦活して活性炭を作製した.得られた試料は,セルロース繊維の絡み合った組織および元のコルゲート構造を保持しているが,高比表面積を有していることを報告した.今回は,作製した活性炭の機械的な圧縮試験を行い,賦活条件と圧縮強度の関係を調査した.試料の圧縮強度は見かけ密度が大きいほど高くなったが,炭化のみの試料に比べ賦活後の活性炭は圧縮強度が大きく低下したため,活性炭の強度増加の方法を模索した.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205616483840
  • NII論文ID
    130006973951
  • DOI
    10.14853/pcersj.2004s.0.97.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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