KClを用いた溶融塩法によるBa1-XSrXTiO3の合成

書誌事項

タイトル別名
  • Synthesis of Ba1-XSrXTiO3 by the molten salt method using KCl

説明

Ba1-XSrXTiO3は、Ba/Sr比によってキュリー温度が変化し、キュリー点において極めて大きな誘電率を有する強誘電体である。本研究では、組成制御が容易、かつ低温合成が可能な溶融塩法を用いて、各種組成のBa1-XSrXTiO3単相粉末の合成を試みた。まず、出発原料を各種組成比に混合し、さらにKClを混合して700~1100℃に加熱して合成を試みた。得られた溶融物を熱水洗浄してKClを除去し、得られた粉末の生成相をXRDによって同定した。その結果、800℃以上で熱処理することによって、所望のBa1-XSrXTiO3単相が得られることを見出した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205616809984
  • NII論文ID
    130006974483
  • DOI
    10.14853/pcersj.2005f.0.238.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ