Tironを還元・分散剤に用いた金ナノ微粒子(GNP)の作製
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- 堀 真美子
- 名古屋工業大学大学院 ENSCI
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- Cecile Pagnoux
- ENSCI
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- 野上 正行
- 名古屋工業大学大学院
書誌事項
- タイトル別名
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- Preparation of Au nanoparticles using Tiron
説明
金微粒子の作製には、クエン酸を用いて金イオンを還元し、できた微粒子を分散・保護するという方法が一般的である。本研究では、クエン酸よりも優れた分散剤であるタイロン(4,5-dihydroxy-1,3-benzene-disulfonic acid)を用いて金微粒子を作製し、その微粒子の性質を調べた。沸騰したHAuCl4水溶液にTironとNaOHの混合物を添加して、金微粒子を作製した。得られた金粒子は球形で、粒度分布が狭く平均径が13nmであった。クエン酸を用いたときには、反応時にクエン酸が分解して微粒子が凝集しやすくなるのに対し、タイロンの分散力は大きく、凝集しなかったと考えられた。得られたナノ粒子の光学的性質の測定結果も合わせて発表する。
収録刊行物
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- 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
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日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2005S (0), 471-471, 2005
公益社団法人 日本セラミックス協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205616968960
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- NII論文ID
- 130006974736
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可