表面加工及び熱処理を施したジルコニアのコンフォーカルラマン分光分析を用いた残留応力解析

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Confocal Raman spectroscopic analysis of residual stress as due to surface fabrication and heat treatment zirconia for biomedical application

抄録

Ce-TZP/Al2O3ナノコンポジットは3Y-TZPに比べて生体内において低温劣化の影響を受けにくく,また高強度・高靭性の機械的特性を持つことから,オールセラミックス歯科修復物としての応用が期待されている.歯科修復物の応用に際しては,ジルコニア製フレームをCAD/CAMシステムによって作製し,サンドブラスト後,その表面に陶材を築盛・焼成し,外観及び色彩を患者に適合させるが,この製造工程がジルコニアの機械的特性にどのような影響を及ぼすのかを定量的に評価する必要がある.そこで本研究ではコンフォーカルラマン分光分析法を用いて,Ce-TZP/Al2O3ナノコンポジットの結晶相及び残留応力解析を行い,サンドブラストや陶材築盛に伴う熱処理の影響を考察した.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205617059712
  • NII論文ID
    130006974882
  • DOI
    10.14853/pcersj.2006f.0.627.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ