ゾル・ゲル法を用いたリチウム二次電池用電極の作製

書誌事項

タイトル別名
  • Fabrication of electrodes for rechargeable lithium batteries by sol-gel process

説明

リチウム二次電池の正極活物質、負極活物質、固体電解質の合成方法の一つにゾル・ゲル法がある。この合成手法を用いて電極や固体電解質を作製することで、電池形状の自由度が大幅に広がる。そこで、本研究では、まず初めに、活物質や電解質用のゾルの作製について検討した。そして、実際にこれらのゾルを用いて薄膜、多孔体、ドット、ライン状の電極活物質や固体電解質の具体的な作製を行った。薄膜ではスピンコーティング法を、多孔体ではオパール構造を有するビーズを鋳型とする方法を、ドットおよびラインでは印刷技術を用いた方法をもちいていろいろな形状の電極を作製した。最後に、実際に作製された電極や固体電解質あるいはそれらを組み合わせた電極システムが有する電気化学的な特性について評価した。これら一連の研究について発表する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205617108736
  • NII論文ID
    130006974964
  • DOI
    10.14853/pcersj.2005f.0.28.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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