ポリペプチド触媒による生体分子カプセル化シリカナノ粒子の合成

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タイトル別名
  • Encapsulation of biomolecules inside silica nanoparticles prepared by polypeptide catalysts

抄録

抗体や酵素などのタンパク質は、生体内で起こる化学反応に対して触媒として機能し、生体内にとってなくてはならない分子である。しかし、タンパク質は高温・強酸性・強塩基性・有機溶媒によって急速にその活性が低下する。そこで酵素を適切な担体(例えばシリカ)に固定化させ、その活性安定性を向上させる手法が用いられている。通常シリカ粒子はシリコンアルコキシドの酸塩基加水分解・重合反応によって合成されるが、本反応は、酸・塩基条件のため酵素を混合した場合、その活性は大きく低下する。そこで今回、常温常圧・中性条件下でシラフィンタンパク質を触媒としシリカ細胞壁を形成する珪藻を生体模倣し、シリカ骨格内酵素固定化カプセル作成方法の開発とシリカに封入された酵素の活性と安定性の向上を目的とした。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205617765632
  • NII論文ID
    130006975897
  • DOI
    10.14853/pcersj.2011s.0.355.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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