レーザーアブレーション法によって作製されたナノスケールハイロドキシアパタイト被覆チタン不織布の生体適合性

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タイトル別名
  • Biocompatibility of nanoscale hydroxyapatite coated titanium web produced by the laser ablation.

抄録

再生医療やインプラントの研究開発には優れた細胞培養足場が必要となる。本研究では、三次元培養足場に有望なチタン繊維の不織布でできたチタンウェブ(TW)にハイドロキシアパタイト(HAp)をコーティングすることを試みた。TW へのHAp薄膜コーティングには、パルスレーザ堆積法を用い、レーザの照射によりHApターゲットから飛散した原子が成膜室に導入したO2分子と衝突・散乱することで、TW内部までHApがコーティングできるようにした。走査型電子顕微鏡、エネルギー分散型X線分析器により、繊維幅50μmのTWでは、厚さ1.5mmの内部までHAp薄膜がコーティングできることを確認した。また、HApコートが生体親和性に及ぼす影響を細胞培養試験および動物実験により評価した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205617808768
  • NII論文ID
    130006975966
  • DOI
    10.14853/pcersj.2009f.0.2pb01.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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