Al<SUB>2</SUB>O<SUB>3</SUB>の炭素還元窒化法による粗大AlN 粒子の合成

書誌事項

タイトル別名
  • Synthesize of coarser AlN particles by carbothermal reduction-nitridation of Al<SUB>2</SUB>O<SUB>3</SUB>

説明

ポリマーの熱伝導率を向上させるための無機フィラーの開発が行われている。高い熱伝導率を有するAlNの合成法の一つである炭素還元窒化法は吸熱反応であることから形態制御に有利な手法であり、各種添加物により反応が促進できることも報告されている。そこで本研究では、Al2O3の炭素還元窒化法により粗大なAlN粒子を合成することを目的とした。特に、反応を促進するための助剤としてCaF2を添加した。 XRDによる構成相の同定の結果、CaF2の添加により炭素還元窒化反応が顕著に促進されることがわかった。また、生成物の形状は、原料のAl2O3粒子のおおよその形状を保持しており、本手法により粗大AlN粒子の形態制御が可能であることが明らかとなった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205618417280
  • NII論文ID
    130006976908
  • DOI
    10.14853/pcersj.2011s.0.278.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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