流動層セメント焼成システムにて製造されたクリンカーの特徴

DOI
  • 井ノ川 尚
    住友大阪セメント_(株)_セメント・コンクリート研究所
  • 山下 純成
    住友大阪セメント_(株)_セメント・コンクリート研究所
  • 安藤 重裕
    住友大阪セメント_(株)_セメント・コンクリート研究所
  • 野村 博史
    住友大阪セメント_(株)_セメント・コンクリート研究所

書誌事項

タイトル別名
  • Characterization of Clinker Produced by Fluidized bed Advanced cement Kiln System

抄録

流動層セメント焼成システム(以下、FAKS)は、炉内の均一な粒子混合状態と一様な温度分布により、他の炉型式に比べ優れた反応効率を有する革新的なセメント製造技術である。カワサキプラントシステムズ_(株)_(現 川崎重工業_(株)_)は、(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の国際石炭利用対策事業において、中国山東省に1,000t/日のFAKSを建設し、その性能確認のため試験製造を実施した。この研究ではFAKSにて製造されたクリンカーを用いて、化学分析、リートベルト解析及び反射顕微鏡観察を実施した。試料はFAKSの安定稼動中に採取され焼成状態は概ね良好であったが、原料化学組成による影響及び焼成条件による影響を受けた特徴が認められた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205618931456
  • NII論文ID
    130006977732
  • DOI
    10.14853/pcersj.2011s.0.83.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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