希土類鉄ガーネットR<SUB>3</SUB>Fe<SUB>5</SUB>O<SUB>12</SUB>(R=Y,Sm,Gd,Dy,Ho,Er)粉末の交流磁場中における発熱特性
書誌事項
- タイトル別名
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- Heat generation ability in AC magnetic field for rare earth iron garnet R<SUB>3</SUB>Fe<SUB>5</SUB>O<SUB>12</SUB>(R=Y,Sm,Gd,Dy,Ho,Er) powder
抄録
癌の新しい治療法として交流磁場焼灼療法が注目されており、交流磁場中での優れた発熱特性を持つ磁性材料が期待されている。我々はこれまでにフェリ磁性体であるY3Fe5O12系フェライトが優れた発熱特性を持つことを報告した。しかし、この希土類鉄ガーネットR3Fe5O12では、R=Sm,Gdなどのランタノイドの方が大きい磁気モーメントを有しているためより大きい発熱特性が期待できる。今回、様々な希土類元素(R=Y,Sm,Gd,Dy,Ho,Er)についてのフェライトを逆共沈法により作製し、さらにこれらの試料をビーズミル粉砕し交流磁場中での発熱特性の検討を行った。 その結果、最も発熱したのはY3Fe5O12であり、RがY>Sm>Er>Hoの順であった。またGd,Dyは発熱能力を示さなかった。これらの発熱特性は、粉砕前のフェリ磁性体としての特性に酷似していた。従って、交流磁場中での発熱能力には希土類元素による磁気モーメントの影響以外の因子が存在すると考えられる。
収録刊行物
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- 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
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日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2012S (0), 158-158, 2012
公益社団法人 日本セラミックス協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205619107840
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- NII論文ID
- 130006978017
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可