水熱合成法を用いたLiCoO<SUB>2</SUB>微粒子の作製と電気化学特性の評価

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タイトル別名
  • Hydrothermal synthesis of LiCoO<SUB>2</SUB> fine powder and evaluation of its electrochemical properties

抄録

現在、遷移金属酸化物はリチウムイオン二次電池の電極活物質として広く使用されている。今後の新しいリチウムイオン電池の応用として、そのマイクロ化が挙げられる。マイクロ電池を作製するには、これまで用いられてきた数μmサイズの粒子を使用することはできない。そのため、活物質のナノ粒子化が求められている。ナノ粒子を用いることで種々のマイクロ電池製造プロセスが容易になると考えられる。一方、我々はこれまで水熱合成法を用いたポリアニオン系正極材料の合成について検討を進め、低温かつ短時間でファインパウダーを得ることに成功した。そこで本研究では、リチウムイオン二次電池の正極活物質として最も一般的なLiCoO2へ水熱法を適応し、その微粒子合成について検討した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205619353088
  • NII論文ID
    130006978414
  • DOI
    10.14853/pcersj.2010s.0.1f32.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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