NおよびNbをドープしたTiO<SUB>2</SUB>の特性と構造評価

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タイトル別名
  • Characterization and Structural Properties of TiO<SUB>2</SUB>:N and TiO<SUB>2</SUB>:Nb

抄録

二酸化チタンTiO2は,高機能材料として近年様々な分野で注目を浴びている.なかでも光触媒TiO2は,化学的不活性,光照射条件下での幅広いpHにおける安定性などから実用化されているが,紫外線領域でしか活性をもたないため,Nをドープさせるなどの工夫により可視光領域での活性を高めている.本研究では,NをドープしたTiO2とノンドープTiO2との活性の違いを局所的な結晶構造の観点から考察する.またアナターゼ型TiO2はバンドギャップが3.2eVのワイドギャップ半導体で,可視光に対して透明であることから透明導電膜としても期待されており,遷移金属であるNbをドープさせたTiO2のバンドギャップ値と,原子間距離などの局所構造変化との相関についても考察した.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205619482880
  • NII論文ID
    130006978623
  • DOI
    10.14853/pcersj.2008f.0.633.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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