針状ベーマイト粒子を用いたアルミナ系多孔体の作製とその耐熱性
書誌事項
- タイトル別名
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- Fabrication of Porous Alumina Using Uniform Needle-like Boehmite Particles and Its Thermal Stability
説明
本研究では均一な針状ベーマイト粒子を用いて、気孔率が大きくかつ均一な孔を有する多孔体の作製を試みた。まず水熱法を用いて均一粒径・形状を有する針状ベーマイト粒子を調製し、純水中で分散させた。分散液中の粒子量とpHを、最も粒子間に反発力が生じやすい条件に調製し、吸引ろ過を施すことで多孔体を得た。得られた多孔体を1200℃, 1hの条件で焼成したところ、α-Al2O3への転移が見られ粒子が大きく成長していることが確認された。調製した多孔体にLa(NO3)3水溶液を塗布し、乾燥した試料を同様の条件で焼成したところ、LaAlO3の生成が確認され、多孔体の構成粒子は針状を保っていた。
収録刊行物
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- 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
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日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2008F (0), 616-616, 2008
公益社団法人 日本セラミックス協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205619827712
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- NII論文ID
- 130006979166
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可