複数年の空間情報を用いた都市重量の変化に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- A Study on Changes of Urban Metabolism using Successive Spatial Data:
- Case Study of the Center of Wakayama City intended for Buildings, Roadways and Sewer Networks
- -建築物・道路を対象とした和歌山市中心部でのケーススタディ
説明
都市の成長に伴い,過去から現在にかけて大量の建設資材が投入されてきており,近い将来大量の建設副産物が発生することが予測されているが,再利用先の減少により,排出量と投入量のバランスの崩壊が危惧されている。そこで,空間情報を用い,過去から現在までの資材蓄積量を推計した。さらに,用途地域ごとに耐用年数を推計し,将来のマテリアルバランスの予測を行った。その結果,建築物からの排出量が2030 年には290 万トン,道路建設に投入される物質投入量が12 万トンと推計され,排出量が投入量を約24 倍を上回ることが明らかとなった。
収録刊行物
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- 環境情報科学論文集
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環境情報科学論文集 ceis23 (0), 89-94, 2009
一般社団法人 環境情報科学センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205620674048
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- NII論文ID
- 130006980346
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可