ベトナム国ハノイ市におけるネッタイシマカとヒトスジシマカの発生消長
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- 角田 隆
- 長崎大学熱帯医学研究所
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- Tran Chi Cuong
- NIHE,Vietnam
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- Tran Duc Dong
- NIHE,Vietnam
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- Nguyen Thi Yen
- NIHE,Vietnam
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- Nguyen Hoang Le
- NIHE,Vietnam
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- Tran Vu Phong
- NIHE,Vietnam
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- 皆川 昇
- 長崎大学熱帯医学研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Seasonal occurrence of <I>Aedes aegypti</I> and <I>Ae.albopictus</I> in Hanoi,Vietnam
抄録
ネッタイシマカとヒトスジシマカはデング熱の有力なベクターである.ベトナム国ハノイ市には毎年デング熱患者が発生し,ネッタイシマカとヒトスジシマカの両方が生息する.ハノイ市におけるデング熱患者発生の機構について明らかにするためには,これらの蚊の発生消長を調べる必要がある.2010年7月から2012年3月まで,ベトナム国ハノイ市内の8つの区に定点を設置してデング熱媒介蚊の調査を行った.毎月一回,各区から15軒の家をランダム抽出し,家の中と庭の人工容器に蚊の幼虫と蛹がいるか,確認した.蛹は実験室に持ち帰って,成虫になってから種を判別した.ヒトスジシマカは 9月から次第に減少し,冬期にはまったく採集されなくなった.一方,ネッタイシマカは冬期にも採集された.ハノイ市においてデング熱患者は 11月頃まで発生するため,ネッタイシマカが秋から冬にかけての患者発生に関与していると考えられた.まだ,デング熱患者は市の中心部の3つの区に毎年多く発生する傾向がある.これらの区ではネッタイシマカが優占する傾向が見られた.
収録刊行物
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- 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集
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日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 64 (0), 50-50, 2012
日本衛生動物学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205620909056
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- NII論文ID
- 130005478440
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可