クモバエ類の細胞内共生細菌：微生物学的同定および進化過程の解明
書誌事項
- タイトル別名
-
- Endosymbiotic bacteria of nycteribiid bat flies: microbiological characterization and evolutionary analyses
説明
クモバエ類（Diptera: Nycteribiidae）はコウモリ類の絶対外部寄生者であり、無翅、無眼、胎生など高度に特殊化した形態や生態を有し、一生を通じてコウモリの血液のみを栄養源とする。Aschner(1931)およびAschner(1946)はクモバエ類の菌細胞及び共生細菌について組織学的に報告した。我々は、日本産各種コウモリ類より収集したクモバエ類4属8種42個体について共生細菌の分子系統学的位置、体内局在、宿主との共進化などについて解明をすすめているが、その成果について報告する。
収録刊行物
-
- 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集
-
日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 63 (0), 79-79, 2011
日本衛生動物学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205621029632
-
- NII論文ID
- 130005478454
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可