ω-周期サンプルフィードバックによるω-周期離散時間システムの制御
書誌事項
- タイトル別名
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- Control of omega-Periodic Discrete-time Systems by omega Sample-hold Feedback
- Eigenvalue Assignment, Dead-beat Control and Using Reduced-order Observer
- 固有値設定・デッドビート制御と低次元オブザーバ併用
説明
発表者の一人は、ω-周期離散時間システムにω-周期ゲインの状態フィードバックを適用したとき、閉ループ系のモノドロミー行列の固有値を任意に設定できるための必要十分条件は、制御対象が可到達であることを示した。発表者らは先の発表(第27回SICE九州支部学術講演会予稿集101A4)において、固定ゲインを用いたω-周期毎の状態のフィードバックによって同様な意味での固有値設定やデッドビート制御ができるための必要十分条件を与え、低次元オブザーバを利用した構成にも言及した。しかしながら、そこでは固定ゲインを用いているとはいえ、ω-周期毎にしか入力を加えておらず、それ以外の時刻では入力を0にしているので、ロバスト性の観点から好ましくない。本発表では、ω-周期の状態サンプルホールドの手法を適用することによりこの点を改善し、固有値設定やデッドビート制御ができるための必要十分条件を与えるとともに、低次元オブザーバを利用した構成にも言及する。
収録刊行物
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- システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集
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システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI09 (0), 153-153, 2009
一般社団法人 システム制御情報学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205622288768
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- NII論文ID
- 130006982438
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可