渡島大沼における炭素繊維を用いた水質浄化に関する研究
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- 田中 孝
- 函館工業高等専門学校
書誌事項
- タイトル別名
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- A Study on Water Quality Improvement of Lake Oshima-Ohnuma using Carbon Fibers
抄録
本研究では炭素繊維による富栄養化湖沼の水質浄化効果を明らかにすることを目的としている。炭素繊維は生物親和性が高く、汚濁物質が容易に固着し活性生物膜として水質浄化効果が期待されている。水質汚濁が著しい渡島大沼の「入り江」に炭素繊維人工藻場を敷設した。藻場内外の湖水は開水面に設置したので容易に混合・移動が可能であった。「入り江」の水質が安定した設置6ヶ月後に、水質浄化効果が認められたのはBOD・TN濃度減少および透視度向上であり、大量発生していたスカムも減少した。炭素繊維に固着した活性生物膜による水槽実験ではCOD、SS、TPおよびNH4-Nについても水質浄化効果が認められた。
収録刊行物
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- 環境情報科学論文集
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環境情報科学論文集 ceis18 (0), 409-414, 2004
一般社団法人 環境情報科学センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205622651264
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- NII論文ID
- 130006982751
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可