廃食用油のBDF化における二酸化炭素排出量の算出及び評価

書誌事項

タイトル別名
  • Calculation and Evaluation of Carbon Dioxide Emissions from the Refining of Biodiesel Fuel with Waste Cooking Oil
  • 廃食用油のBDF化における二酸化炭素排出量の算出及び評価 : 日産100L規模での事例
  • ハイショクヨウアブラ ノ BDFカ ニ オケル ニサンカ タンソ ハイシュツリョウ ノ サンシュツ オヨビ ヒョウカ : ニッサン 100L キボ デ ノ ジレイ
  • -日産100L規模での事例
  • The Production Rate in the Case Study is 100L/day

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説明

近年,いくつかの自治体ではゴミ減量化や資源循環の観点から廃食用油利用によるBDF燃料化が行われている。本研究では稼働中のBDF化リサイクルシステムで得られた実測データを基にLCA手法を用いて二酸化炭素排出量の算出を行った。評価対象は廃食用油をBDF処理した場合と焼却・下水処理する場合を想定し算出した。BDF燃料のライフサイクル二酸化炭素排出係数としては1.34~1.65kgCO2 /Lと算出され,軽油の2.78kgCO2 /Lと比較すると41~52%程度の二酸化炭素排出量削減効果があったと考えられた。また,当該地域での一人当たりの年間削減量としては最大で約265gCO2 /年となった。

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