市民の社会的属性・社会信頼度が省エネ行動に及ぼす影響の分析-ソーシャル・キャピタルによる分析

  • 丸田 昭輝
    東京大学大学院新領域創成科学研究科環境システム学専攻
  • 松橋 隆治
    東京大学大学院新領域創成科学研究科環境システム学専攻
  • 吉田 好邦
    東京大学大学院新領域創成科学研究科環境システム学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Analysis on the Effects of Citizens' Tendency of Trust Toward the Society on Energy Saving Behaviors

説明

一般市民の自主的な省エネ行動を促進する要因を検討するために,WEBアンケートを通じた分析を行った。その結果,市民の省エネ行動は,回答者の居住地,年収,最終学歴とは有意な関係はなく,むしろソーシャル・キャピタル(社会信頼性,地域信頼度)との間に有意な関係があることが示された。また市民の省エネ行動は,環境意識から誘発され,その環境意識は地域への信頼と正の相関があるという社会構造が示唆された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205622988032
  • NII論文ID
    130006983146
  • DOI
    10.11492/ceispapers.ceis22.0.297.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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