都市と農村におけるSNS 利用者の地域意識に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A study on sense of region of SNS users in urban and rural areas
  • トシ ト ノウソン ニ オケル SNS リヨウシャ ノ チイキ イシキ ニ カンスル ケンキュウ
  • A Study of the Sense of Region of SNS Users in Urban and Rural Areas

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抄録

農村地域においてもインターネット利用環境の整備が進んでおり,SNS 等のソーシャル・メディアには地域のための新たな交流の場としての役割が期待される。一方で,そのようなツールの利用が個人的なものに偏ると,逆に地域意識が低下し,地域コミュニティが一層弱体化することも懸念される。本研究では,SNS の利用タイプ間における地域意識の差について比較分析を行った。その結果,1)地域意識は外向き・内向きで異なること,2)実名SNS の利用者では,特に外向きの地域意識が高いこと,3)いずれの地域意識についても農村部の方が都市部より高いこと,4)将来,実名SNS の利用により地域外との交流の活発化が期待できることなどが明らかとなった。

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被引用文献 (1)*注記

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