<b>情報環境におけるインターネット利用と心理的レジリエンスとの関係性</b><b> </b>

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タイトル別名
  • Relationship between Internet Use and Psychological Resilience in the Informational Environment
  • 情報環境におけるインターネット利用と心理的レジリエンスとの関係性
  • ジョウホウ カンキョウ ニ オケル インターネット リヨウ ト シンリテキ レジリエンス ト ノ カンケイセイ

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抄録

本研究の目的は,情報環境における情報行動がレジリエンス(精神的回復力)へ及ぼす影響度を分析することである。対象となる情報行動は,現実逃避型ネット利用と相談型メール利用である。レジリエンスに対して,前者は低下させ,後者は向上させるとの仮説を設定した。情報系大学生を対象に調査を行い,共分散構造分析で分析した結果,仮説は検証された。また,レジリエンスに対する相談型メール利用の影響度は,利他的価値観より低いが良書読書効果よりもやや強く,軽視できない向上効果が示唆された。

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