長大斜張橋端2主桁断面の幾何学形状変化による動的耐風性向上

DOI
  • 大東 義志
    住友重機械工業株式会社 鉄構・機器事業本部 エンジニアリング本部 技術開発部
  • 武内 隆文
    住友重機械工業株式会社 鉄構・機器事業本部 エンジニアリング本部 技術開発部 部長

書誌事項

タイトル別名
  • Aerodynamic Stabilization of Two Edge Girders for Long Span Cable-stayed Bridges

抄録

本研究では,製作や架設コストを低減できる合理化(少数主桁)構造を長大斜張橋に適用するため,床版端部に2本の主桁を設けた端2主桁断面の動的耐風性安定性向上について種々の風洞実験より検討を加えた.鉛直プレートや水平プレートを断面に設置することでフラッター耐風性能向上の効果を確認しているが,これらの耐風部材は耐風安定化のみに適用する部材となり,必ずしも製作上合理的とは言えない.そこで,本研究では耐風安定化部材と断面の構造部材を兼ねそなえた合理的な断面として,主桁の下フランジに水平偏角を付けた断面を考案し,それらの動的耐風安定化について非定常空気力特性の観点から検討を加えた.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205623793280
  • NII論文ID
    130005023586
  • DOI
    10.14887/jaweam.2003.0.55.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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