並列円柱まわりの流れの空力特性に関する数値流体解析

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タイトル別名
  • Computational Fluid Dynamics for Aerodynamics Character of Tandem Circular Cylinder

抄録

近年、斜張橋に採用されることが多い並列ケーブルは、2本のケーブルが干渉してウェークギャロッピング現象と呼ばれる複雑な振動現象を起こすことがある。これらの振動現象は、大きな振幅の振動であり、ケーブルとタワーや桁との定着部での疲労破壊を招く要因ともなり得る。本研究では、並列円柱まわりの流れで発生する振動現象に着目し、これらの現象の空力特性を把握することを有限要素法に基づく数値流体解析を用いて行うものとする。また、既存の風洞実験結果との比較により、本解析手法の適用性の検討を行う。本報において、円柱間隔,迎角をパラメータとして行った2次元静的解析により、並列円柱まわりの流れのメカニズムは把握できることがわかった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205624379264
  • NII論文ID
    130004606958
  • DOI
    10.14887/jaweam.2007.0.47.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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