日本版改良藤田スケールの開発

  • 野田 稔
    徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部
  • 長尾 文明
    徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部

書誌事項

タイトル別名
  • Development of Japanese Enhanced Fujita Scale
  • 地形効果を考慮した竜巻によるアスファルトの剥離・飛散被害の発生風速について
  • On Wind Speed of a Tornado to Make a Road Damage Considering Terrain Effect

説明

竜巻によって発生するアスファルト剥離被害について,ランキン渦を前提とした竜巻の圧力場による圧力低下にランキン渦を前提とした風速分布と地形効果による圧力低下を加味した圧力低下量と,アスファルトの自重および付着強度との力のつり合い関係より,アスファルト剥離被害を起こした竜巻の最大接線風速を推定する考え方を示した。その結果として,健全な標準的なアスファルト舗装では地形効果が低い場合には剥離開始風速は75m/s程度となり,地形効果が強まると66~75m/s程度の剥離開始風速が見積もられた。同時に,EFスケールのDIとしてアスファルト剥離被害を提案し,それに対するDODを提示した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205625115904
  • NII論文ID
    130005485604
  • DOI
    10.14887/jaweam.2015.0_129
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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