偏角を持つ円柱の空力弾性振動実験

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タイトル別名
  • An Aeroelastic Wind Tunnel Experiment of a Circular Cylinder with Skew Angles

抄録

高風速時に斜張橋ケーブルに生じる大振幅の振動を想定して,偏角を持つ円柱の風洞実験を行った.偏角は,0,40,45,50,60度のケースについて実験し,円柱のアスペクト比は10.4~20.7である.偏角が40~50度のケースで,負減衰の絶対値が大きく,振幅が2Dを超えるような大振幅の空力振動が発現した.振動現象を安定的に発現させるには,特に上流側となる模型端部周辺の気流を乱さないことがポイントとなると考えられた.臨界レイノルズ数領域では,非対称な剥離によると思われる,不規則な振動が発現した.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205625985024
  • NII論文ID
    130005023740
  • DOI
    10.14887/jaweam.2009.0.42.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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