分割鉄心を用いたモータのトルク脈動の低減に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • Study on Decreasing of Torque Ripple of Motor with Dividing Stator Core

説明

これまでに筆者らは,モータ効率の向上を図る方法として分割コアを用いて巻線の占積率を向上する工法を開発した.しかし一方で分割コアは一体コアに比べ工作誤差が発生しやすく,わずかな工作誤差によりモータ回転時の磁束分布にアンバランスが発生し,コギングトルクが大きくなる場合がある.本稿ではステータの内径形状がコギングトルクに及ぼす影響を示す新たな指標を定義し,有効に使用できることを示した.本方法によればコギングトルクを推定できるだけでなく,発生原因の部位を特定することができるので製造プロセスにおいてコギングトルクを効果的に低減することができる.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205653594752
  • NII論文ID
    130005027615
  • DOI
    10.11522/pscjspe.2006s.0.807.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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