丸のこによるCFRP切断時の加工面特性と工具損傷
説明
本研究では,丸のこによる高能率CFRP加工の実現を目指している.そこでCFRP切断時の加工メカニズムを解明するために,エンドミル加工との比較を行い,CFRP切断時の加工面特性および工具摩耗を調査した.その結果,丸のこはエンドミルと比べて工具摩耗が非常に小さく,表面粗さは優れた値を示した.これはエンドミルでは毎回転同じ炭素繊維層を削るのに対し,丸のこは全ての層を均一に削るという切削特性の違いによるものだと考えられる.
収録刊行物
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- 精密工学会学術講演会講演論文集
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精密工学会学術講演会講演論文集 2015A (0), 403-404, 2015
公益社団法人 精密工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205656950528
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- NII論文ID
- 130005486682
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可