AEセンサを用いた柱上変圧器内部の放電検出

書誌事項

タイトル別名
  • Detection of Weak Discharges in a Pole Transformer using an AE Sensor

説明

現在、稼働期間が20 年を経過した変圧器が増加しているため、それらの経年劣化が危惧されている。柱上変圧器の場合、吸湿や腐食により絶縁材料である絶縁油や絶縁紙が劣化し、耐電圧強度や機械的強度が低下する。また、雷害による突発事故が起こると、巻線間で部分放電が発生し、巻線で焼損が起こる。瞬時の停電も許されない現在、如何に早期に微弱な異常現象を検出できるかが重要となっている。本研究では、部分放電の検出可能なAE法を用い、課電状態で絶縁劣化診断を行うことを目標としている。本報告では、油中に配置した模擬電極で放電を発生させ、放電に伴うAE信号の観測を行い、本手法における検出下限を検討した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205662287872
  • NII論文ID
    130004609528
  • DOI
    10.11527/jceeek.2009.0.213.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ