大気圧パルス放電プラズマを用いた香辛料の低温殺菌

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タイトル別名
  • Low temperature sterilizing of spices using atmospheric pressure pulsed discharge plasma

抄録

農作物の殺菌技術は豊かで安心できる食生活を送る上で極めて重要である。その中でも,吸湿性や風味を有する粒状農作物の不十分な殺菌処理は,添加した食材の汚染源となる。本研究では,人体及び環境に対して安全で,低温,低湿条件下で殺菌が可能なプラズマに着目し,農作物の品質に悪影響を及ぼすことが少ない殺菌装置の開発および実用化を目的とする。実験対象は,広く食材に添加されており汚染源となり得る香辛料とし,その中でも殺菌が非常に困難である芽胞形成菌が付着しやすい胡椒を選択した。実験は,パルス電源を用いたストリーマ放電プラズマの照射を行った。結果,殺菌効果が得られ,プラズマ照射時間に依存していることが判明した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205664313728
  • NII論文ID
    130006356598
  • DOI
    10.11527/jceeek.2015.0_90
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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