スペクトル解析手法の差異による心拍変動性評価

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タイトル別名
  • Evaluation of Heart Rate Variability compared with FFT and Autoregressive Spectral Analyses

抄録

心拍変動性(HRV)のスペクトル解析は,医学,生体工学,スポーツ科学などの分野で現在も盛んに行われており,その手法は高速フーリエ変換(FFT)と自己回帰モデル(AR)が主に利用されている.しかしながら,これら2つの解析方法の定量的結果は必ずしも一致しないことが報告されている.本報告では,MIT-BIH Arrhythmiaデータベースを用いて,FFTとARによる心拍変動性スペクトル解析を行い,結果の違いを考察した.RR時系列データのトレンド除去,再サンプリング,窓関数,オーバーラップの有無などに影響されることも報告する.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205664684032
  • NII論文ID
    130004609692
  • DOI
    10.11527/jceeek.2009.0.361.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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