パソコン・・・見えなくたって、みんなと同じように学びたい!

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抄録

現代の社会において、インターネットによる情報化の波は、非常に早いスピードでおそってきました。視覚障害者(児)や高齢者・単独外出の困難なかたなど、情報弱者と言われる人たちにとって、 パソコンの利用は、情報の入手手段、職域の開拓、ひいては自立と社会参加等の意味からも非常に重要なものになってきています。ところが、視覚障害者がいつでも学べる場がありませんでした。「京都福祉情報ネットワーク」は、晴眼者とほぼ同様に学べる場の提供を目指して、 1999年1月から活動をはじめています。<br> ■事業内容<br> ●初心者対象基礎講座<br> ・windowsの起動と終了 ・文字入力・文書作成 ・電子メールの送受信 ・ホームページ閲覧<br> ●ワード、エクセル講座<br> ・ワードの基礎~表の作成・他 ・エクセルの基礎~計算~マクロ・他<br> ●パソコンを持っておられない障害者のための出張入門講座<br> ・視覚障害等で外出が困難なため教室に行けず、パソコンも所有していない方に対しての出張講座 <br> ●京都障害者職業センター職域訓練校からの委託  (2006年度は休止中)<br> ・会社にお勤めの方や、自営の方でパソコンを自分の仕事に生かしたいと思っておられる視覚障害者向けの講座<br> ●音声パソコン・IT体験相談会<br> ・パソコンショップでは体験できない、音声パソコン ・画面拡大 ・ロービジョン者向けの設定 ・その他視覚障害に関わるパソコン相談<br> ★京都福祉情報ネットワーク(Win-Kyoto)<br> 「Welfare Information Network Kyoto」 URL: http://www.win-kyoto.org/

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205666798208
  • NII論文ID
    130007005918
  • DOI
    10.14908/jslrr5.7.0.8.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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