分別方法の違いによる廃プラスチックの排出実態について
説明
分別方法の異なる自治体で収集した可燃ごみ、不燃ごみ、資源回収物中のプラスチック組成を調査した。可燃ごみ中のプラスチック含有率は4_から_10%であり、容器包装プラスチック以外を可燃ごみとして収集している自治体の可燃ごみ中含有率が高かった。不燃ごみ中プラスチック含有率は31_から_77%とバラツキが大きく、分別方法の違いによる差が見られなかった。資源回収物中のプラスチック含有率は90%であった。分別方法の違いによらず、フィルム類は可燃ごみに含まれて排出される傾向が高く、プラスチック製品は不燃ごみに含まれて排出される傾向が高かった。また、容器包装プラスチック以外に日用品等も資源回収している自治体では、他の分別方法の自治体と比較して資源回収物に含まれて排出される割合が高かった。
収録刊行物
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- 廃棄物学会研究発表会講演論文集
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廃棄物学会研究発表会講演論文集 17 (0), 13-13, 2006
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205666817792
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- NII論文ID
- 130007005952
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可