Output Feedback Stabilization of Discrete-Time Fuzzy Systems with Immeasurable Premise Variables

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抄録

本論文では、不可観測な前件部変数を持つ高木・菅野ファジィ離散時間システムに対する出力フィードバック安定化問題を考察する。高木・菅野ファジィシステムを扱う場合、前件部変数は重要な役割を果たす。前件部変数がシステムの状態の場合、ファジィシステムは広いクラスの非線形システムを記述できる。しかしながら、出力フィードバック制御問題を考察する場合、前件部変数の値は未知となるため、制御系設計が困難となる。ここでは、前件部変数が可観測ではない場合の出力フィードバック安定化問題を考察する。前件部変数を不確かな変数とみなし、ファジィシステムを不確かさを含むシステムとして記述する。その上で、ロバスト安定化問題を解く。数値例により、理論を例証する。

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