山岳ツアーのリスク・マネジメント

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タイトル別名
  • Risk Management of Mountaineering Tour
  • Risk Avoidance Based on the Information Sharing between Moumtaineers and their Tour Agent
  • 登山客と旅行会社の情報共有による安全登山の実現

抄録

本年7月の大雪山系遭難事故は社会の関心を集めた。中高年登山愛好者の山岳ツアーへの参加が増えている社会環境を背景として、ツアーを企画する旅行会社の危機管理体制の不備が問題視されている。多くの原因が指摘され、刑事責任の有無の追及が今後行われるものと思われる。このような遭難事故の再発をどのようにすれば防止できるかを検討することは社会の課題である。本講演では、企画された登山ツアーへの参加を考えている登山客が自己の最近の登山歴・体力などに関する情報を提示する一方、旅行会社は企画したツアーについての登山コース・山小屋・ガイド・危機管理体制などの詳細を情報として客に提供することにより、両者が相互に対応して安全登山を実現するというその方法を述べる。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205667651072
  • NII論文ID
    130004651770
  • DOI
    10.11487/oukan.2009.0.84.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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