類似検索システムでのランキング情報利用

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Use of Ranking Data in Similar Set Retrieval Systems

抄録

測度の異なる平均二乗誤差和による類似検索の問題を考える。2つの二乗誤差和の合計やランキングデータ和の最小値探索だけでは詳細な検索が達成されなかったので、2乗誤差和を最大値で割って得られる誤差グレード(EG)や類似グレード(MG=1_-_EG)を使うことを提案する。設計理論と設計演習の授業成績データを使い、2科目の成績類似学生(ファジイ)集合のAND集合の頂点の学生をMGのランキングで探し出せることを調査し、成績類似学生の検索がきめ細かく行われることを検証し、その後、理科年表の国内と世界主要都市の気象データを用いた年間雨量変化・気温変化の類似都市検索システムへ応用した。これを使うと、主要都市間の気候の類似関係が、年代と共に、または、地球温暖化と共に変化することを発見できる。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205667845760
  • NII論文ID
    130004591226
  • DOI
    10.14864/fss.22.0.106.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ