イカ内臓を用いた養魚用機能性飼料の開発

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タイトル別名
  • Development of Processing Technology of Functional Fish Feed using Squid Viscera

説明

北海道ではイカ加工業が盛んであり,函館市およびその周辺地域に加工場が集積し,日本のイカ加工品生産の大半を占める。しかし,年間1万t程度のイカ内臓を主体とした加工残さも同地域から排出されている。イカ内臓はたんぱく質が豊富で,魚の摂餌促進効果が高いことから養魚用飼料への活用が期待されるが,一方で多量の油脂分とカドミウム等の有害重金属が含まれており,飼料として活用するためにはこれらを除去する必要がある。筆者らはこれまでイカ内臓の脱脂処理および電解処理による重金属除去処理の検討を行ってきた。本研究ではさらに処理コストの低減を図るため,イカ内臓を用いた養魚用飼料製造プロセスの改良について検討を行った。その結果,イカ内臓をエキス化処理することにより電解処理時間が大幅に短縮した。また,イカ内臓飼料は高い摂餌性を持つなどの機能性を有していることが判明した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205668534912
  • NII論文ID
    130005034130
  • DOI
    10.14912/jswmepac.19.0.130.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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