阪神・淡路大震災後の神戸市須磨区におけるまちづくりの取り組みに関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Machizukuri of Suma Word, Kobe City after the Great Hansin-Awaji Earthquake
  • ハンシン アワジ ダイシンサイゴ ノ コウベシ スマク ニ オケル マチズクリ

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説明

1995年1月17日の阪神・淡路大震災により, 阪神淡路地域の住民は大きな被害を被った。本稿では, まず被災地における街-コミュニティーの再生への取り組み事例として, 神戸市須磨区須磨浦通6丁目を取り上げ, 同年4月から9月にかけて行われた住民集会の経過を概観する。そして被災地復興への問題と可能性を考察する。本研究の結果, 4回の住民集会により, 須磨浦通6丁目の住民が抱えている諸問題が具体的に把握されたこと, 当地区の住民が震災からの街-コミュニティーの再生に, 主体的に取り組む姿勢を有していること, そして一方で住民の主体的な取り組みを支えるための各種制度の整備, 適用が未だ不十分であることが明らかになった。

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